チュニジア 北アフリカの民芸と農産加工品
北アフリカ物産/チュニジア専門店 DAR YASMINE ダール・ヤスミン
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陶器のお取り扱いについて
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toukitorisetu
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チュニジアの陶器のお取り扱いについて
チュニジアで作られている陶器も日本の陶器と同じように土から作られており、それゆえのやわらかでぬくもりのある質感や色合いなど、陶器には土ものならではの魅力がありますが、焼いてすぐに出る貫入(かんにゅう)もあれば、使い込むうちに貫入が出たりすることもあります。
以下日本の陶器のお店での説明を抜粋させていただきます。
同じような扱いをしていただく方が、末永くお使いいただけます。
*陶器の性質について
やきものにはざっくり分けて「陶器」と「磁器」があります。
陶器は「土もの」などとも呼ばれるように、粘土や陶土から作られるやきものです。
粘土を焼成すると水分や有機物が抜けた部分が「多孔質」(スポンジのような状態)になります。
そのため吸水性があり、保湿性に優れています。
そのままだと水分を吸ってしまうので、大抵の食器は釉薬というガラス質の層でコーティングされています。
作る側から見ると、比較的低温焼成ができて豊かな色調や雰囲気を出しやすい、制作時に扱いやすいなどの良い面があるそうです。
『陶器は吸水性がある。』とても大事です。
磁器は主に白くて硬い「石もの」と呼ばれます。
現代の洋食器や業務用食器などはこちらです。日本の伝統的な産地のものだと有田や九谷などが有名です。
磁器は原料が主に陶石や長石・珪石(石の仲間)で出来ているため、吸水性はほとんどありません。
硬く強度がありますが保湿性はあまりありません。
*使い始めにやること~目止め(めどめ)
購入してすぐの陶器は、焼いたままのカラカラの状態で、水分をよく吸う状態です。
そして、陶器には目に見えない小さな凸凹がたくさんあり、そこに食材が入り込むことで変色や臭い移りが起こります。それを防ぐためにまずは水やぬるま湯に10分程度(可能なら一晩)浸していただくと、染みの予防になります。
昔からの知恵ではお米のとぎ汁で煮るといいと言いますが、水にしばらく浸していただくだけでも大分効果があるように思います。 その後も使う前には、できれば水やぬるま湯にくぐらせてから使うと染み予防に効果的です。
*お米のとぎ汁でする場合
お米のとぎ汁ですると、米のでんぷん質が陶器の凸凹に入り込み、穴を塞ぐ役割を果たしてくれます。 米のとぎ汁がない場合は、小麦粉や片栗粉でも代用できます。
【やり方】
1.お米のとぎ汁を器がかぶるくらい入れ、弱火で15~20分ほど煮沸します。とぎ汁がない場合はお米を直接入れてもOK。またお米の代わりに小麦粉か片栗粉を大さじ1~2ほど入れても目止めできます。
2.煮沸が終わったら火を止め、鍋ごと自然に冷めるまで放置します。寝る前に煮沸すると、翌朝に次の作業がスムーズに進みます。
3.冷めたら器を取り出し、表面のぬめりを洗い流します。そのあと水気を拭いてしっかり乾かします。
※目止めは変色や臭い移りを「しにくくする」というものであり、完全に予防できるものではありません。
*貫入とは?
陶器を使っていくと、次第に表面にヒビのようなスジ模様がでてくることがあります。
ひび割れ?と不安になるかもしれませんが、これは「貫入(かんにゅう)」と言って陶器の性質上生じるものなので、そのまま使用しても問題ありません。
貫入とは、陶器の表面の釉(ガラス質の層)に出る筋のことで、陶器の特性でもあります。
使い込まれた湯飲み茶わんの表面にも無数のすじ模様のようなものが見られることがありますが、これが貫入です。
これは焼き物を焼く時に、冷えていく過程で生まれます。
窯の中で1200度くらいの高熱で熱せられた素地(粘土)と釉薬(ガラス)は変化し、冷えていくにつれ少し縮みますが、性質の違う物同士のため縮み方に差がでます。
そのため素地と釉薬の層の間にヒビが入ります。これが「貫入」です。
使い込むうちに茶渋などの色素がだんだん沈着し、徐々にすじ模様がはっきりと見えるようになってきます。
*貫入音(かんにゅうおん)
日本の陶器でも食器棚に置いていると「キン」や「チン」と高温のきれいな音が鳴ることがあります。これが貫入音と呼ばれる音で、先の「貫入とは?」のところで書きましたが、ヒビ模様が入るときの音です。
貫入音は陶器が最も温度の変化を受ける陶器を焼いた後の窯出しの時に多く鳴りますが、窯から出て数年たっても鳴ることがあります。
使用してからも貫入は入ることもあるため、器に注ぐ飲み物や、飾る料理、保管する場所によって様々な模様を描いていくため、樹の年輪のような成長を見ることができます。
人によっては、器たちが会話をしている、呼吸をしている、とおっしゃる方もいらっしゃいますが、陶器にたくさん囲まれた環境では複数の陶器が合わせてて鳴ることがあり、さながら器たちが音楽を奏でてセッションしているように感じることができます。
チュニジアから送られていた陶器も、店に置いていると「ピン」、「チン」と音を奏でていることがあります。
*染みを落としたいときは?
汚れが気になる場合は、定期的に重曹や食器用漂白剤を使ってつけ置きしていただくケアがお勧めです。
分量はお使いになる漂白剤の注意書きに従ってご使用ください。
重曹の場合は沸かしたお湯を使うと汚れが落ちやすいです。
浸け置き後に、スポンジなどでこすり洗いして洗っていただくとさらに効果があります。
*電子レンジの使用は?
当ショップの器は金彩などは使用していませんので、電子レンジは通常の温め程度でしたら使用は問題ないです。
実際に電子レンジでの温めは日常的に使用していますが、レンジ使用でわれたりヒビが入ったりということは今のところ経験がありません。
ただ、すでに目に見えない微細なヒビが入っている場合などは、レンジで加熱・振動することでヒビが生じる可能性もなきにしもあらずです。
元々が陶器(われもの)のため絶対に割れないとは言い切れないのですが、どうぞご理解頂いた上でご使用いただければ幸いです。
なお、ソースやオイル漬けのような油分の多いもの・色の濃いものをレンジで温めると、染みの原因になりやすいのであまりお勧めしません。直火、オーブン、トースターのご使用はお止めください。
*貫入とひび割れの違いの見分け方
器自体が割れている場合は、表と裏側の両方に同じようにヒビが入っていたり、表面を触ると引っ掛かりがある感じがします。
場合によっては中身が染みたりすることもあります。また、軽く指で弾くと音がコンと響かず、こもったような割れもの特有の音がします。
*お気に入りの器を育てる楽しみ
当ショップのうつわは陶器(土もの)ですので、貫入などはどうしてもついてまわるものになります。
日常的に使っていくうちに貫入が少しずつ全体にまわり染まっていきますが、こうした経年変化を愛で、うつわを育てる楽しみとする方も多くいらっしゃいます。
少し手間がかかるかもしれませんが、時間を経て使い込まれた器は趣があって愛着がよりますものです。陶器のことをご理解いただき、長く使っていっていただけたら嬉しく思います。
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