デイツ、チュニジアのナツメヤシの実のデイツは格別です。
アルジェリア、リビア、エジプト、チュニジアのデイツを食べてきましたが、チュニジアのほどプニプ二のデグラ(デイツの種類は食用でも20種類以上あります)よりうまいものはなかったですね。
デイツはヨーロッパでは歩けばあたるほどファンがいますので、輸入もののコーナーで スーパーで、簡単に見つけることができますが、日本ではあまり知られていません。
そのまま食べるデイツは味は干し柿に近いという方が多い。
しかし、このナツメヤシの実で預言者モハメド(イスラム教をおこした人物ですね)が毎日ひとつぶ食べてイスラムを広めたといいますし、栄養価が大変高いことで有名です。
ミネラルが豊富で、またカリウム、鉄分・カルシウム・リンなどが多く含まれています。特にカリウムは100g中に約904mgとほうれん草よりも多く、また鉄分は100g中に約1.18mgとホーレン草に匹敵する位の優良な健康食です。
砂漠のオアシスに生きるなつめやし、その実の豪華さ。収穫は11月でチュニジアの市場に3-4月までは出回っています。ぜひ出掛けられたときはお買い求めください。
なお、お店ではこちらを煮出したシロップをおいています。滋養強壮、便秘にもきくし、なによりうまい。
※今回のタマランシロップはケビリーのオアシスからきました。